私がコーチングを学んで得た価値は、コミュニケーション能力が向上したことで、人間関係がより良くなったとことです。
後でも書きますが、これが仕事にもプライベートにも良い影響が出るようになりました。

人のストレスは、人との関係から生まれます。
中には犬や猫などの動物にストレスを感じ方もいらっしゃいますが、大半のストレスは、対人関係から生まれます。
そして、その対人関係の基となっているのが、コミュニケーションです。
ですから、コミュニケーションがより良く変われば、対人関係にも変化が現れ、結果的にストレスが減ることになるのです。
ストレスが減れば、毎日の生活にもプラスの変化が現れ、結果的に人生がより良く変わっていくことになるのです。

私は、土地家屋調査士という仕事をしています。
日本に17000人弱しかいないので、余り聞き慣れない資格名かもしれませんが、土地の境界の専門家です。
（土地家屋調査士について、ここでは詳しく書きませんので、興味のある方はネットで調べてみてください。）
我々、土地家屋調査士の仕事の中で、測量の依頼を受けた土地のお隣さん（地権者）と土地の境界について立ち会いをお願いすることがあります。

コーチングを学んだ結果、その境界立会に大きな変化が生まれました。
コーチングを学ぶ以前の私は、自分の主張を押し通したり、お隣さんの意見などを真っ向から否定したりしていました。
時には、お隣さんと喧嘩っぽくなることもありました。
コーチングを学んだ後の私は、お隣さんの話をよく聞くようになり、お隣さんの話のその奥にあるお気持ちなどを聞くようにもなりました（傾聴）。
また、お隣さんのお気持ちに寄り添えるようになり、共感もできるようになったのです。
また、お隣さんとの会話の中で、お隣さんの方が私より沢山話しをしてくれているようにも感じるようになりました。

結果、境界立ち会いが以前よりスムースに行えるようになり、立ち会いの不調（土地の境界に同意が得られないこと）が格段に減りました。
コーチングを学んでコミュニケーション能力が向上したお陰で、仕事に肯定的な変化が生まれたのです。

勿論、プライベートでも人間関係がより良く変わり、肯定的な変化が生まれました。人生が豊かになった気持ちです。

あるとき、友人とお茶していたときなどでは、単なる世間話から、ちょっとした最近の出来事の話になり、その後、友人がポロッと悩みを打ち明け始めました。
その悩み話を、私は共感しながら、時には問い掛けを交えて話を聞いていました。
この途中に入れる問い掛けにより、友人がより深い話をするようになり、そして友人の表情や話し方にプラスの変化が現れ始め、結果的に晴れやかな表情に変化していきました。
友人からは、『お前に話せて良かったよ。そしてスッキリした。ありがとう。』との言葉を頂きました。

コーチングを学んだお陰で、目の前の人に肯定的な変化を創り出せたんだなと思い、私自身も嬉しくなりました。
同時に友人のことが、以前よりももっと理解できるようになりました。
こうして、人の話をより深く聴けるようになったなと思うようにもなりました。
そうすると、もっと人と会話したい、友人や私の周りに居る人達のことをもっと知りたいと思うようになり、自分の外側に意識がより向くようになったのです。

ところで、私は、肩こりなどが酷いので、カイロプラクティックに通っています。
かれこれもう５年ぐらいになるでしょうか。
身体の使い方が同じなので、いつも同じところが痛くなったり違和感を抱いたりします。
そんなところをカイロプラクティック（以下、カイロという）で骨格矯正してもらって和らげてもらっています。
身体のメンテナンスですね。

4年ぐらい前でしょうか、そのカイロの先生から自分たちの仲間にコーチングを教えて欲しいと言われました。
そのカイロの先生には、約１時間の施術中にいろんな話をするので、その中で私がコーチングを学んでいること、学んだ結果、どのような変化があったのかなどを話したことがあります。
その部分に興味を持たれたのか、私にコーチングを教えて欲しいと言ってきたのです。
そして、カイロの先生達に毎月２回のコーチング勉強会を開催することになりました。

この続きは、また次回書くことにして今回はこれで終えていきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。